第68回. 『 福岡西方沖地震 』  


 

2005年  6月 13日



 3月20日の朝、10時過ぎ・・・
 「大きな地震など起こらない」と思われていた この福岡で 
 『震度6弱』 という非常に大きな地震が起こりました。

 私はかなり揺れのひどかった地域に住んでいるんですが
 幸いにも誰も怪我はなかったし
 住まいの方も 非難しなければならないほどの被害は
 ありませんでした。
 まぁ、食器類はかなり割れてしまいましたが。
 それも、高価なものや、すごく気に入って大切にしていたもの、
 安くて普段使いだけど使い勝手が良くて重宝していたもの
 …などなどが割れてしまい、別に惜しくもないようなものは
 結構残ってるという状態。
 他にも細々とした被害はありましたが、
 まぁ、あんな大きな揺れだった割には
 被害は小さくて済んだのではないでしょうか。

 マンション自体にはひび割れなど多数見られるのですが
 管理会社からは何の連絡もなく、特に何か調査しているとか
 対応しているようには見受けられなかったので
 数日後たまりかねてこちらから電話してみると
 一応ざっと点検はしており、その結果構造上の問題はない
 とのことで、あとは被害のひどいところから順に対応していくので… 
 という返事。

 確かに多数のマンションを管理している会社なので
 被害の大きいところから順に対応するというのは分かります。
 でも、それならそれで、
  ・簡単な点検は済んでおり構造上問題ないと思われる
  ・被害の大きいマンションから順に対応する為
   当マンションについては、対応はしばらく後になる
 これだけでも、その旨掲示板に貼り紙するとかってことくらい
 してもいいんじゃないかと思うんですけどねぇ。

 結局、数日待っても管理会社からは正式なアナウンスはなく
 業を煮やした管理組合の方で、住民に対する聞き取りを
 始めました。
 専有部分、共有部分問わず、気付いた損傷箇所を教えてください
 という形で。
 それを管理会社の方に提出したようですが、管理会社から
 正式に被害状況の聞き取りがあったのは、さらに後のこと
 でした。

 そして、被害状況の報告を提出したにもかかわらず、
 管理会社からは何の音沙汰もナシ。 
 
 そうこうするうちに…
 地震からちょうど1ヶ月後の4月20日、朝。。。
 震度5強という、本震に匹敵するくらいの大きな余震が!

 マンションのひび割れは更に増え、被害は拡大しているのに
 やっぱり管理会社からは何言って来ず。
 当然補修工事などもナシ。

 結局、最初の地震から2ヶ月半以上が経過した昨日
 ようやく実際に各戸の調査に来ました。

 これから更に総会等で話し合いをして、実際に補修工事に
 とりかかるのは、一体いつのことやら…。

 

 ☆後日談☆
 
 この記事をUPした7/21現在、まだ補修工事業者も未定だし
 当然工事日程も未定。あれから1ヶ月以上経つというのにネ。