各タイトル
第11回 | ゆめのお話 |
第12回 | クリスマスの思い出 |
第13回 | 和菓子の話 |
第14回 | 学校給食 |
第15回 | 死刑 |
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実は私は、いわゆる 『花嫁修業』 のようなもの・・・ お茶とかお華とか、料理教室とか・・・ そういったものは、一度も習ったことが ないんですよね。 家でお花を生けることはあっても、あくまで我流。 料理なんて、それこそ自己流・・・。 お茶も、大学時代に茶道部の友達に無理矢理、お茶会に引っ張って 行かれたことはあったけど、作法なんかは全然分かんない。 けど、何故か子供の頃から抹茶は大好きなのですよね。 家にあったお茶の道具を見て、無性にやりたくなり 母親に、一番安い抹茶茶碗を借り、茶筅と茶杓をもらい 抹茶も買ってもらって、シャカシャカ シャカシャカやっては飲んでましたね。 ただ・・・ 実を言うと、私、和菓子が大っキライで 『お茶=和菓子を食べなきゃいけない』 ということで どうにもお茶を習う気になれなかったのです。 (ただ単に面倒臭かった、という説も・・・) 子供の頃は、特にひどくて、あんこの類は一切ダメ。 今回、いちごのFMのコーナーに出てくる太宰府名物の「梅ヶ枝餅」も 中のあんこを ”うにうにっ” と全部出してしまって、 かすかにあんこのついたお餅を食べる・・・という有様。 (中のあんこは父親が食べてくれてました。) 「回転焼き」 や 「たい焼き」 も同様。 九州銘菓の 「ひよ子」 や 「千鳥饅頭」 なんかも 中は白あんだけど、やっぱりダメで、外側の皮だけ剥いて食べてました。 とにかく、砂糖甘いものが駄目だったんですよね。 ほんのりと甘いとか、洋菓子の甘さはまだいいんだけど それでもやっぱり、妙に甘いのはダメですねぇ・・・。 だから、子供の頃、何かというともらってた「紅白饅頭」がとっても恨めしかった。 だって、自分じゃ絶対食べられないんだもの。 ・・・ところが、そんな私が大人になって、ある行事があり 大量に余った和菓子(それも生菓子ばっかり)を始末する為 せっせと食べる 羽目になり、その頃から少しずつ 和菓子も食べられるようになったんです。 ま、すごく好き! とはいかないけど、時々食べたくなることも・・・。 「梅ヶ枝餅」 なんかだと、2つくらいは食べられるようになったし 「回転焼き」 や 「鯛焼き」 も1〜2個は大丈夫。 「ひよ子」 や 「千鳥饅頭」 は相変わらず、ちょっと苦手ですけど。 でも、「羊羹」 や 「ういろう」 だけは今でも丸っきりダメ・・・なの。 で、話は元に戻って・・・ 年末に簡単なお茶道具を手に入れたんですね。 もうずっと・・・10年以上、お茶なんてたてたことなかったんですけど。 だもんで、今日あたり、初詣に行って「梅ヶ枝餅」 でも買ってきて、 久しぶりに抹茶でも飲もうかなー なんて思っている、みるくなのでした。 |