第15回〜第20回 のお話


各タイトル

第16回 ゆき
第17回 男と女
第18回 バレンタイン
第19回 そろそろ春・・・かな
第20回 ひなまつり



第16回 『ゆき』 ・・・ 98/01/25



 最近、急に寒くなってきましたね。

 暖冬、暖冬と言われ続けて、最近まで日中は10度以上・・・

 暖かい日は16〜17度もあったので(福岡の方は)

 突然の寒さに、ちょっとびっくりしています。


 先週は雪のちらつく日も多く、昨日の土曜日は0.5度くらいで、

 都心部でも屋根の上など、うっすらと雪が積もっていました。

 でも、考えてみると、いつの頃からか

 冬にあまり雪が降らなくなった気がするんですよね。

 子供の頃は、一冬に何度かは雪が積もって、体育の時間や休み時間に

 雪合戦をしたり、雪だるまだって作れたのに最近はさっぱり・・・です。


 少なくとも、私が勤め始めた頃・・・・ だから、もう10年以上も前だけど

 その頃までは、1〜2度くらいは都心部でも5〜10センチ位は雪が積もって

 通勤するのに大変な思いをしたのを覚えています。

 だって、普段だと、バスでたった5〜10分程度の距離に

 1時間近くかかってたんですから。

 それが・・・ここ3年ほど、そんなに雪が積もるのを見たことがありません。


 梅雨に降る雨の量も、全然違うし・・・。

 ここ数年、福岡は毎年のように水不足が言われ続けてますが

 やっぱり、気候も変わってきてるのかしらねぇ・・・。

 地球温暖化会議・・・、少し前にやってたけど あんなことで良いのでしょうかね。

 あと、焼却炉のダイオキシンの規制も・・・

 諸外国と比べたら、数百倍ってくらいの甘い規制らしいですね。

 何だか、これもまた、「薬害エイズ」のようにならなければいいんですけどね・・・。




第17回 『男と女』 ・・・ 98/02/01


 今回のテーマは 『男と女』・・・。

 ・・・なんて言っても、別に艶っぽい話ではないんですけどね。


 私は、子供の頃・・・

 小学生の中頃にはすでに 「女なんてキライだ」「男に生まれたかった」

 などと思っていたものでした。

 どうしてかと言うと、理由は色々あったのだけど

 子供心に、世の中女の方が制約も多くて何かと不利だと思っていたのですね。

 また、映画の中などで表現される女性の姿がとてもキライだったのです。

 例えば・・・古い話ばかりで解らない人もいるかもしれないけど

 『ポセイドンアドベンチャー』 や 『タワーリングインフェルノ』などのパニック映画では

 必ずと言って良いほど、他人の制止を聞かず、勝手に取り乱してパニックになり

 状況をさらに悪化させたり、自殺行為に走ったりする女性が描かれているんですよね。

 で、それを見ている私は 

 「あと少しなんだから、何でちゃんと待ってられないのさー!」
 「何で、そう取り乱すのさ!?」
 「そんなにキーキー言っても仕方ないでしょ!」

 ・・・と思ってしまい、女なんてヒステリックでいやだなぁ・・・と感じていたのでした。


 まぁ、そう感じたのには、私自身がとても男っぽい性格だったことも

 かなり影響してると思うんですけどね。

 だから、「女の子なんだから」「女のくせに」 と言われるのが

 とてもイヤだったのですね、きっと。

 今思うと、笑えちゃうけど、昔は結構正義感とかに燃えてて

 曲がったこととか、理屈に合わないことは納得できないっていうか

 正面から反発しちゃう方だったんで、よく衝突もしてましたし。


 で、今の中学生がどうなのかは、私も解りませんけど 私たちの時は

 少なくとも、うちの中学ではあだ名や愛称がある人は別にして、

 普通は男子も女子も お互い名字を呼び捨てだったんですね。

 もちろん、私もそうでしたし。

 でも、たまたま、ある先生に

 「女の子なんだから呼び捨てなんてせずに○○くんと呼びなさい」

 と注意されて、思わず反抗しちゃったんですよね。

 友達の名前を呼び捨てではなく、君づけ・さんづけで呼びましょう

 と言うことは、解ります、私だって。

 だから、そう注意されたのなら、「はい」と言ったでしょう。

 でも、何故 「女の子なんだから」 なのか?

 じゃあ、男子は女子のことを呼び捨てでいいのか?

 私は納得がいかず、そう反論したのでした。

 結局、その先生は、私のことを 「ずべ公みたいだ」と言い

 その後ずっと目の敵のように、何かにつけて私はヤリ玉に挙げられたのでした。

 今なら、別にそんなことで食ってかかったりもしないんでしょうけど

 ・・・ま、若くて純真だったってことですかね(^^;


 社会に出てからも、女だからという事でイヤな思いをしたことは数しれません。

 全く同じ仕事をしていても、男と女では給料の額も違うし、

 昇給の仕方や昇任の仕方も全然違います。

 逆に、女性であるが為に、責任のある仕事をさせてもらえないこともあります。

 また・・・未だにそうだけど、お客さんの多くは「女じゃ話にならん。男を出せ」と言います。

 全く同じ説明でも、男に言われればすんなり引き下がるのです。


 今はセクハラの問題なんかもあるから、昔に比べれば随分減ったと思いたいのですが

 職場の同僚や上司から発せられる不愉快な言動も我慢ならないことのひとつでした。

 飲み会の度に、まるでホステスかなにかのように扱われることも

 肩や背中、時にはお尻や胸まで触られることも 納得いかないことでした。

 でも、それはきっと女性の側にも問題ありだったと思います。

 (全てのケースがそうということではありません、決して。)

 少なくともうちの職場の場合は、女性がそれに対して

 NO!と声を上げてはいなかったし、イヤだと言う私に対して

 他の女性は 「大人げない」 とすら言っていたのですから。


 ・・・まぁ、いずれにせよ、私は「女だから」と言われるのが とにかくイヤなんでした。

 でも、それは逆に、男の人にとっても同じ事が言えるのかも しれませんよね。

 「男の子なんだから」「男のくせに」・・・

 こういう言葉は、大人しい男の子や、泣き虫だったりした男の子には

 きっと負担だったことでしょう。

 男勝りの私が 「女の子のくせに」 と言われて むくれていたように・・・。

 でも、今の時代をみていると、きっと、「男らしさ」・「女らしさ」 よりも

 「人間らしさ」の方が大事な気がしますよね。


      


第18回 『バレンタイン』 ・・・98/02/11


 みなさん、バレンタインというと どんな思い出があるでしょう?

 やっぱり、学生時代なんかは 『バレンタイン』 という響きに

 盛り上がっていたような気がしますよね。


 今の子供たちはどうなのか分からないけど

 私たちの頃は、小学校の高学年くらいになって

 やっと 「バレンタインデー」 なんてものが世間に認知されてきた

 ・・・ような気がするんですね。

 だから、私たちが 『バレンタインにチョコレート』 と意識し出したのも

 その頃なんですよね。

 でも逆に、ちょうど異性を意識する年頃・・・というか

 イイ時期だったんでしょうね。

 学校の中はその話題でとっても盛り上がりましたっけ。


 私も、5年生のバレンタインの時は

 別に好きな人がいたわけでもないのに、仲の良かった級友たちに

 そそのかされて、むりやりチョコをあげる相手を見つけだして

 あげた覚えがあります。


 中学の時は、仲の良かった男子数人からリクエストされて

 義理チョコを配った覚えも・・・。


 友達のために、私自身は一度もあったこともない男に会いに行って

 結局受け取ってもらえなかったこともあったり・・・

 考えたら色んなことがありました。


 今年もまた、いろんなところで様々なドラマが

 繰り広げられるのでしょうね・・・。




第19回 『そろそろ春・・・かな』 ・・・ 98/02/22


 もうすぐ春ですね。

 ・・・なんて、キャンディーズ(若い人たちは知らないかも?)の歌みたいだけど。

 でも、もうすぐ2月も終わり・・・。

 こっち福岡では、最近暖かい日が続いています。

 そろそろ、卒業式だの卒園式だのって季節ですね。

 そして、その後には、入学式、入園式、入社式・・・などなど。

 新しい生活のスタートを迎える人も多いのでは?


 私なんかには、そういった新鮮な区切りみたいなものも

 随分縁遠くなってしまったけど、なんとなく春はいいですよね。

 この季節になると、なんとなく学生時代のことを

 思い出しますね。

 もう一度、学生時代に戻りたいな〜。


 でも、同じ日本の中でも、まだまだ春は遠いって地方も

 あるんでしょうね。




第20回 『ひなまつり』 ・・・ 98/03/01


 3月になりましたね。

 もう春・・・といったところでしょうか。

 福岡では今日、3/1はなかなかの良いお天気です。

 今日の風は少々冷たいのですが、ここ数週間は随分暖かく、

 もう春だわ〜・・・って感じでした。


 もうすぐ 『ひなまつり』 ですが、みなさんのお宅では

 お雛様を飾ったりするのでしょうか・・・?

 まぁ、男の人だけの家庭では、まずそんなことないでしょうけど

 女の子のいる家庭では・・・・う〜ん、どうなんでしょうね。

 案外、お雛様なんてないってお家もあるでしょうし

 あっても押入の奥や天袋にしまいっ放し・・・なんてところも多いんでしょうね。

 ちゃんとお雛様を出してあげないとお嫁に行けないとか

 雛祭りが終わったらすぐにしまわないとお嫁に行くのが遅くなるとか・・・

 色々な迷信めいた話がありますけどね。


 かくいう私も、幼稚園か小学生の1年くらいまでは飾ってたような気が

 するんですけど、その後は今日に至るまで一度も出したことがない気がします。

 ガラスケースに入ってるようなやつはともかくとして

 7段飾りなんてものになると、ひとつひとつ人形から道具から

 箱からだして形通りに並べていくのって、結構な手間なんですよね。

 最初の年は(・・・台の組立から入れると・・・) 4〜5時間はかかりましたもんね。

 さすがに次の年からは、2時間程度で出来るようになりましたが。


 男の子の五月人形も、5段飾りくらいの立派なものがあるんですね。

 私は近年までずっと、ガラスケースに入った兜くらいしかみたことがなかったんで

 初めはちょっとおどろきました。


 子供がいる家庭なんかは、色々と行事が大変だけど

 きっといい思い出になるから、面倒がらずに是非続けてあげてくださいね。