第56回〜第60回 のお話


各タイトル

第56回 「家電品って」
第57回 「近況報告」
第58回 「寝具」
第59回  「仕事の責任」
第60回 「あがり症」


     


第56回 『家電品って』 ・・・ 01/01/21


 
 前回、・・・と言っても もう随分前だけど、長年使ってきたオーディオが 

 とうとう壊れてしまった、という話を書きました。

 それで、新しくミニコンポを買ったんだけど、諦めの悪い私は

 前のコンポもまだ使えるんじゃないかと思って、一応修理に出してみたんですね。 

 見積もりをしてもらって、あんまり高いようなら諦めようとも思ったんだけど、

 1〜2万程度で修理出来るものなら、次に引っ越す時のリビング用にと思って。

 で、店頭に持ち込んで、症状も詳しく伝えて、金額が2万円を超えるようだったら

 連絡してもらうことにして、修理を頼んでたんです。

 でも、一向に連絡がないので、2万円以内で修理出来たのかな?と思ってたら

 ある日、電器屋さんから電話が・・・。

 メーカーから「異常なし」で戻って来てるんですけど、って。

 「えー!?」 と思ってお店に行くと、確かに伝票にもそう書いてあります。

 申告のような症状が出ない、と。

 納得いかないまま持ち帰り、家で試してみると、正常に動くし、ちゃんと聴ける。

 全く何だかなぁ・・・って感じです。


 でも、家電品って、よくそういう話聞きますよね?

 壊れたと思って電器屋さんに来てもらったら、普通に動き出したり

 あ、もう駄目だ、捨てよう・・・と思ったら、調子よくなったり・・・。

 
 実は家電品には耳があって、そういうの聞こえてたりしてね!?

 でも、ホント不思議☆

 



     

 
第57回 『近況報告』 ・・・ 01/05/13

 引っ越しするって話は、随分前から書いていたと思うけど 

 ようやく、その念願のお引っ越しが終わりました。

 新築のマンションで、なかなか気持ちいいです。


 部屋の中も、あらかた片付いて、ようやくホッと一息ってところなんですけど。

 でもやっぱり、フルタイムで働きながら引っ越しの荷物を片付けるというのは、

 なかなか想像以上に大変なことで、一ヶ月くらいかかってしまいました。

 本もたくさんあるし、子供の頃からの写真や手紙・葉書・文集・成績表などは全てとってあるし、

 お遊びとはいえ小説書いたりもするから書類や資料などの紙類が山ほどあるし

 その上、文房具とか小物集めが好きだったりするもんだから、細々とした荷物が異常に多い。

 引っ越し業者の人も、ダンボール箱の山を見て、「凄い数ですね!」と驚いていたくらいで。

 前の部屋では狭いし収納も少なかったから、長年しまいっ放しだったものも多いし、

 家具などは、今までとは違う場所で違う目的に使用するようにしたものも多いし、

 大きなものに至ってはほとんど買い換えてしまった為、それらの中に

 新たに使い勝手を考えながら収納していくというのは、なかなか骨の折れる作業でした。

 それに、なんだかんだと色々と買い揃えるものとかも多くて、週末はいつも買い物などで

 半日〜一日潰れてしまって、あまり片付けに時間を割けなかったりで

 結局、予定していたよりも随分時間がかかってしまったんですね。

 その上、余計なことに家中のカーテン類を自分で手作りしたりしたもので・・・。

 (とは言っても、カーテン作り自体は一週間弱で終わったんですけどね。)


 荷物の多い私にとっては決して充分すぎる広さではないし、間取りやその他の面でも

 不満がないと言えば嘘になるけれど、それでも今までのところからしたらまるで天国!

 綺麗だし(新築だから当然だけど)、

 広いし(2DK→3LDKなんだからこれも当然だけど)・・・、

 何より嬉しいのは、明るくて(南向きに大きな窓・ベランダがある)、

 風通しが良くて(南北に窓があるので、びっくりするくらい風が抜けていく)

 そこそこの広さのベランダがあるって事!

 前のところは、南向きに大きな窓があり、庭までついていたにもかかわらず、

 そこに給水タンクがデーンと鎮座してて完全に陽の光を遮ってしまって、その上風通しまでも

 悪くしてたので・・・。

 
 そういう事を考えると、とっても快適です!

 家電品も新しく買い換えたので、みんな大きくなって使いやすいし。

 ベッドで寝られるのも嬉しい!

 
 でも、近所の騒音や、上の階の子供のドタドタという音には、やっぱり頭を痛めています。

 どうも私、上の階には恵まれてないみたいです・・・。


 ま、前よりは全然マシですけどね!

   
      

     

 
第58回 『寝具』 ・・・ 01/06/10

 あなたは、夜、熟睡できてますか? 寝付きは良いですか?

 夜中に寝苦しくて目を覚ましたりしてませんか?

 
 かくいう私は、そう・・・もう随分以前から、睡眠については頭を悩ませてきました。

 そもそも、中学生くらいからは夜なかなか寝付けなくなり、

 布団に入ってからどんなに早くても30分〜1時間くらいは眠れなくて悶々としていたのです。

 また、結構眠りが浅く、ちょっとした物音や何かで、夜中に目を覚ますことも度々ありました。

 でも、当時はまだ若かったせいもあり、睡眠時間が短くても一向に平気だったので

 大して気にしてなかったんですね。

 寝付けない時間も、その日あったことを反すうしてみたり、色々と考え事をして

 大して苦もなく乗り越えてました。

 高校・大学・・・就職してからもそうです。


 それがいつの頃からか・・・、もう10年くらいになるでしょうか。

 寝付きが悪いのも眠りが浅いのも相変わらずですが、今度は特に何という原因もないのに

 やたら夜中に何度も何度も目が覚めてしまい、それからまた寝付けなくて悶々・・・という事が

 増えたのです。 ひどい時には30分〜1時間おきに目を覚ます始末。

 さすがに、若い頃と違って身体にも堪えるし、すごいストレスになりました。

 寝る前に温かいミルクを飲むとか、タマネギの成分がいいとか、ラベンダーを枕元に置くとか

 良いと言われることは色々と試してみたけれど、なかなか寝付きも良くならないし

 熟睡も出来ませんでした。


 そして前回の引っ越しで、大きくて邪魔だ、と10年近く使ったベッドをリサイクル店に

 引き取ってもらってから今度の引っ越しまでの10ヶ月近く、

 どうせまた引っ越ししてベッドを買うのに新たに布団を買うのも馬鹿らしいと、

 長年ベッドの上で使ってきて薄くなったセンベイ布団で寝ていたわけだけれど、

 結構横を向いて寝てしまう私には、どうしても腰のでっぱりに体重がかかってしまうので

 腰が痛くて痛くて、夜中に目を覚ますことも多く、朝起きる頃には身体中が痛くて・・・。
 
 

 でも今は、ふっくらベッドで快眠です。

 永年の悩みの種だった「枕が合わない」という問題も、ちょっと堅めの低反発枕を試してみたら、

 今までのことが嘘みたいに気持ちよく寝られるようになりました。

 何故か、かなり寝付きも良くなり (たまに寝付けないこともあるけど、かなり熟睡出来ている

 みたいなので、あまり苦になりません・・・)

 朝起きても肩が凝ってないし、夜中に首や頭が痛くて目を覚ますこともなく

 毎朝、結構爽快です。


 ただ、近所の騒音で、予定より随分早く、強制的に目を覚まさせられるのが

 ちょっと困りモノなんですけどね・・・。

   
      

      


第59回 『仕事の責任』 ・・・ 01/07/07


 今回の転居に際しては、マンションの販売元の会社や引っ越し業者の手際の悪さとか、

 内装工事のいい加減さとか、その他色々、イライラさせられたり腹が立ったり・・・

 もうホント、数えられないくらい色んな事があって (移転に伴う各種手続きなどについても)

 世の中、いい加減な会社・いい加減な仕事をしている人がこんなにもたくさん存在してるんだと 

 改めて驚かされたところです。


 だって自分も、社会に出てもうかれこれ15年。

 その間幾つかの職場で働いてきたわけだけど、そんな私の常識で考えると

 とても考えられないようないい加減かつ無責任な対応をするんですもの。


 もちろん、私自身がとても優秀な社会人だと言うつもりは毛頭ありませんよ。

 遅刻こそしないけど、嘘ついてズル休みしたことはあるし、仕事でミスしたことだって何度も

 あるし、当然叱られたりしたことだってあります。

 仕事の面では、まぁ覚えるのも理解するのも早い方だと思うし、他の人に比べたら

 能率・効率の面からも劣っているとは思わないし、私語とかミスも少ない方だとは思うけど

 だからと言って、とても有能だとは思わないし。

 ま、するべきことを普通にこなすことは出来ると思いますけど。

 
 でも、会社内部での勤務態度とか仕事ぶりはともかくとしても、対外的なことを考えると

 やっぱり取引先とかお客さんとか、会社の外部に対する責任ってものがあるわけで

 そういうものはおろそかには出来ないでしょう、普通。

 例え、遅刻や欠勤が多いとか、私語が多く勤務態度が不真面目だとかって問題があっても、

 それはあくまで自分と自分の会社の中の問題だけど、

 外部に対する時は、相手側からしたら、自分は自分という個人ではなく

 あくまで会社の代表なのだから、無責任なことは出来ないと思うんですけどね。

 第一、何の関係もない相手の人に迷惑かけたりすることになるわけだし。


 一生懸命やったけど相手に満足してもらえるレベルに達することが出来なかった

 っていうんならまだしも、うまく連絡が伝わらないとか、言ったことをきちんと処理しないとか、

 約束を守らないとか・・・実に基本的な事すら出来ないっていうのはどういうこと!?

 それに、どう考えても 「こいつ仕事できないな」 って人が多い気がしたんですけど・・・。

 そんな人が営業とか渉外とか、対外的な仕事をしてるっていうのが解せないですよね。

 その会社の評判を落とすと思うんですけど。きっとクレームだって沢山あると思うし。

 それなのにそんな人が会社の顔として働いているなんて、その会社のレベルが知れるって

 ものです・・・。

 もちろん大企業だからって、有能な人ばかりではないことは分かりますけどね。

 でも、せめて、もう少し責任持ちましょうよ?

 せめて、普通程度には、さ。

 

     


第60回 『あがり症』 ・・・ 01/07/28


 みなさんは、最近ドキドキしたことありますか?

 私は、最近、とってもドキドキしっぱなし☆

 数日間は緊張のあまり、食欲までなくなってしまいましたよ。

 私ってあがり症というか、緊張しやすいタイプらしいんですよね。


 と言っても、子供の頃は全然平気だったんですよ。
 
 むしろ、率先して人前に立つ方で、学芸会の劇だって自ら主役に立候補したり

 みんなの前で歌だって踊りだって平気でやってたし。

 そういう時に緊張するってことは、まぁ、あまり記憶にないですね。

 (恋愛がらみのドキドキは、また別ですよ!?)

 そんな私が、初めて、すごく緊張したのが、中学1年の1学期。

 中学ではブラスバンド部に入ってたんですが、私の担当パートは人数が少ないこともあって、

 普通は3年が引退するまで舞台に立つ機会のない1年の分際でありながら、私だけは早々と

 舞台に立つことになったわけです。

 みんなはまだ授業を受けているというのに私は音楽室に行き、土曜だったので

 早めのお弁当を食べ、迎えのバスが来るのを待ってたんですが、次第に緊張してきて、

 心なしか足が震えて・・・。

 でも、気を取り直して少し練習したら、そんな緊張はすぐに解けてしまいましたけど。

 その後は、いくら舞台に立つ時でも全く緊張はせず、むしろ心地よいと思ってました。


 そんな私が、何故か、全くそういうことが苦手になってしまったんですよね。

 (考えられる原因と言えば・・・高校に入って色々あって、とにかく目立たないように・・・と

 気を遣っていたせいでしょうか。)

 それでも、高校2年か3年の時、ある授業で、まるで教育実習のように、1時間だけ

 先生の替わりに授業をさせられたことがあって、その時は一応自分なりに準備もして

 挑んだはずなのに、声はうわずり、焦りまくり・・・先生は良くできたと言ってくれたけど

 悲惨でした。


 そして・・・、就職して2年目・・・・

 何グループかに分けて、全国から同期の人たちが集まり2週間ほど泊まり込みの研修を

 受けるのですが、そこでも、一度だけ自分の研究レポートの発表をしなければならなかった

 んですね。とは言っても、さらに数人ずつのグループに別れてのことだったから、せいぜい

 7〜8人の前でやるに過ぎないんですが。

 その時も、私は極度にあがってしまい、声はうわずり震えてしまい、その上、まともに顔も

 上げられない状態だったので、みんな私が泣いていると誤解したほど・・・。

 (ま、そう誤解されたのは多分にレポートの内容のせいもありましたが)

 そんな私も、仕事上でどうしても、大人数のおじさんたちを前にして、説明会のようなコトを

 せねばならず、やっているうちに少しずつ慣れてきていたんですが・・・。

 ある時、その説明会の大規模なやつが開かれることになり、別の会場を借りて、

 100人以上のおじさん(それも管理職クラスの・・・)を前に、説明をすることになりました。

 だけど、まぁ、だいぶ慣れてきていたし、何とかなるだろうと、多少は余裕もあったのに

 私の前に挨拶だけするはずの課長が、事前の打ち合わせにもかかわらず、私の話すべき

 ことを全部、言ってしまったんですよ!

 課長は悠然と壇上から降りてきたものの、私は一体どうしたものやら・・・。

 係長は「重複してもしょうがないから」と言ってくれたけど、私の言うべきことなんて

 もうただのひとつも残ってやしないんですもん。

 私は、しどろもどろになりつつも、何とか言うべきことだけ、念押しするように言って

 逃げるように壇上を去りましたよ。そして、悔しいやら、柔軟に対応出来なかった自分が

 情けないやらで泣きましたよ。 ま、係長や他の先輩たちは、二十歳そこそこの私にしては

 よくやったよ、と慰めてくれたけど。


 その後私は、仕事も変わり、そういう機会からは逃げるようにして生きてきたわけですが

 (緊張も気兼ねもない仲良しの友達とのカラオケですら、嫌なんです!)

 人前に立つことだけが苦手なわけじゃなかったんですね、私・・・。


 1年以上も前のことですが、今私がいる会社の社名が変わったんです。

 それで、会社自体が出す挨拶状とは別に、うちの部署が出す分を、たった2通だったけど、

 「あなた字が上手でしょ、書いてね。」と筆ペンを渡され・・・。

 それまでも普通の手紙の宛名はよく書かされていたけど (でもボールペンかサインペン)

 そんな大事なお手紙の宛名を、筆ペンで書くなんて。

 習字なんて小学校の高学年で辞めてしまってるし、とても上手だなんて言えないってのに。

 で、何度か下書きして、何とか書き上げたけど、途中から手が震えて、指先が冷たくなって

 まともな字が書ける状態じゃなくて・・・。結局、かなり震えた字になったけどネ。


 そして、数日前・・・

 ある人に電話をかけることになり、死ぬほど緊張してしまいましたよ!!

 前の週の終わりに、最初の電話をかけたんだけど、その時も心臓バクバクで。

 結局、その時は電話は通じず、その後、何度か心臓ドキドキさせながら電話をかけるってコトを

 繰り返して・・・。

 「電話しなきゃ」って考えただけで、胸がドキドキして、息苦しくて、胃が痛くて・・・。

 で、結局電話番号が間違ってたことが分かり、改めてかけ直すことになったんだけど

 もう、さんざんドキドキさせられた後だったし、今度は代理の人と話すことなってたから

 少しは良かったんだけど。(それでも、すっごくドキドキしましたよ!)

 でも、その代理の方と話した時に、後で本人と話せるようにするから、もう一度かけるように

 と言ってくださって、死ぬほど嬉しいんだけど、ものすごい緊張が襲ってきて・・・。

 平日だったから、夕方のわずかな休憩時間にかける約束をしたんだけど、その1時間くらい

 前から、ものすごい緊張で、顔は火照るし、声も手も震えるし、指先はめちゃめちゃ冷たくて!

 いざ、電話をかける時も、相変わらずの状態で・・・。

 相手の方が優しくて、色々話してくださったから、何とかなったけど。

 でも、その後がまた・・・。

 今度はさっきまでの緊張の余波と、さらに感激と興奮で手が震えて・・・。

 まったく、つくづくやっかいな人間だと思いますよ、我ながら。

 それで、その人と会う時は一体どうなることやら・・・。

 あ〜、先が思いやられる・・・。

 でも、幸せ☆

 
 (・・・何のことか判らないって? ムフフ、 ナイショ♪ )