『おかあさんといっしょ』   

【きっかけ】 のところで書いたように、私、みるくが最初にNHKの教育TVを見るようになったのは、

最初の子供が生まれて、子供のおもりの為にテレビが必要になってからです。

娘が生まれたのが1991年の末で、いつぐらいからかなぁ… 何せ、もう10年以上も前のことなので

記憶が定かではないのですが、多分、生後7〜8ヶ月くらいの頃(1992年の秋頃)から、

私が仕事している間テレビをつけておくようになっていたんじゃないかなぁ…と思います。


実は私は、それまでただの一度も 『おかあさんといっしょ』 という番組を見たことがなかったのですね。 

自分が幼少の頃でさえ…。

 (ずっと 『ママとあそぼう!(旧・みんなであそぼう!)ピンポンパン』を見ていました。。。)

でも、独身時代からこの番組のことは聞いていたんですね。職場の人たちから。(それも独身の!)

中でも 『にこにこぷん』 という人形劇がとても人気だと…。

 ※昭和57年(1982)〜平成4年(1992) の長きにわたり 「おかあさんといっしょ」の中で放送された

  着ぐるみを使った人形劇。 「にこにこ島」 を舞台に、山猫の 「じゃじゃまる」、ペンギンの 「ぴっころ」、

  ネズミの 「ぽろり」 の3匹が活躍します。
  
    ※NHKの『デジタルミュージアム』サイト内の『キャラクター大集合』のコーナー参照※


だから、自分が実際に初めてそれを見た時は、”ほぉ〜! これが噂の「にこぷん」かぁ♪” と

ちょっと感慨深かったりして…。

とは言っても、朝の時間(仕事が始まるまでの時間)は他局を見ていたし、夕方の時間は基本的には

まだ私は仕事中なので、なかなか目にするチャンスはなかったのですが、それでも時折オムツ替えや

その他の用事で娘のところに戻った時に、たまたま見られることもあったのでした。

でも、私が見始めてから僅か1〜2ヶ月くらいで、この人形劇は突如終わってしまうのです。


1992年の10月からは 新しい人形劇 『ドレミファどーなっつ!』 が始まりました。

「みど」 と 「ふぁど」 という可愛い双子のワンちゃん姉弟と、「そらお」くんというお父さんと二人暮らしの

心優しいゴリラの坊や、そして「れっしー」というカンガルーの王子様。(何故か親元を離れて一人で自由

気ままに暮らしているのでした)

この4匹がわいわいガヤガヤ賑やかに日々を送る中で、色んなことを経験し学び取っていくお話でした。


そして、それから数ヶ月後の1993年4月からは、歌のおにいさん&おねえさん、そして体操のおにいさんが

一斉に代替わりしました。

『歌のおにいさん』 が 坂田おさむ さん → 速水けんたろう さんへ。

『歌のおねえさん』 が 神崎ゆう子 さん → 茂森あゆみ さんへ。

『体操のおにいさん』 が 天野勝弘 さん → 佐藤弘道 さんへ。

「ハイ・ポーズ」というダンスのようなものをやっていた馮智英(ひょう・ちえ)さんはそのまま残りました。

また、体操のおにいさんは替わったものの、体操自体は 『ぞうさんのあくび』 のままでした。

神崎ゆう子さんはご結婚の為の引退でしたが、彼女自身が作詞したという歌 『星ひとつ』 が

私はとても好きでした。 なんかジンとしちゃって、うるうるきちゃうのでした。

 (その後、ゆう子お姉さんとは ベネッセコーポレーションの 『こどもちゃれんじ ぷち』 のDVDの中で

 再会致しました♪ 相変わらずの元気さで、綺麗な歌声を聞かせてくれました☆

 おさむお兄さんは、その後もゲスト出演したりして いまだに結構よく見かけます。

 天野勝弘お兄さんは、番組卒業後すぐの頃に プリンのCMに出てましたね♪)



また、独身時代からの友達(元職場の同僚で私とほぼ同時期に長女を出産)が、

『友達が前の体操のおにいさん(天野勝弘さん)のファンだったから凄くショックうけてるのよ〜』 

なんて言っていたのを聞いて、その時は ”子供のための番組なのに、お母さんがお兄さんのファンって

どういうこと???” とちょっと不思議に感じていたのですが、弘道おにいさんを見てからは

私もその心境が分かるように!

笑顔が爽やかで、優しそうで、格好良くて…

一発でファンになってしまいました(笑)



やがて、娘が2歳を過ぎた頃から、とても一人では部屋に置いておけなくなってきたので

私は仕事を休んで娘のそばにいることになり、それからは結構一緒にテレビを見る機会も増えました。

 (高さ1メートル近くあるサークルを自分でよじ登って乗り越えて脱出するようになった為、危険だと

 いうことで…。義母が保育園に預けてまで働く事はないと言ってくれたので私がついている事に。)

なので、「おかあさんといっしょ」 も 毎日欠かさず見るように。

3〜4歳くらいの子を対象にした番組の筈なのに、ついついハマッてしまって、毎日楽しみにしてました♪

特に人形劇の『ドレミファどーなっつ!』 が好きだったですね〜。

弟ワンちゃんが可愛くて♪

お兄さん・お姉さんの交代から1年後には、体操のお姉さんも 「ハイ・ポーズ!」というヨガ体操をやっていた

馮智英さんから 松野ちかさんへ替わり、「トライ!トライ!トライ!」という ちょっと新体操っぽいものに

なりました。



数年後、夜間のアルバイトをしたり、フルタイムで働くようになってからは、とてもとても

そんな時間がなくなってしまい、見られなくなったのですが、

土曜の夕方に 「ニャンちゅう」などというヘンテコなネズミの耳の帽子(?)を被ったネコのような生き物が

出てくる番組 『母と子のテレビタイム土曜版』 があって、

 (毎週土曜日の夕方に1時間にわたり放送されていて 『おかあさんといっしょ』・『ひとりでできるもん』・
 
 『音楽ファンタジーゆめ』等の番組を一部分ずつミックスしたようなものでした。)

確か当時は、白石まるみさん (後には、古村ひろさん、石川ひとみさん、笹峰愛さん等)が

お相手をしていたのですが、その中で「ドレミファどーなっつ!」もやっていたので、

それを楽しみにしていました。


それも、しばらく経つうちに忙しくて見逃すことが増え…

そうこうしているうちに、弘道おにいさんがやっていた体操が 『ぞうさんのあくび』 から 

『あ・い・うー』 という新しい体操に替わり、これはちょっと新聞等でも取り上げられていましたね。

歌詞の中に 「ライオンになりたい女の子♪ 女の子になりたい男の子♪」 というのがあり

”斬新だ!” とか ”時代を反映してる” とか… いわゆる ”男は男らしく、女は女らしく” という観念に

囚われていなくて良い、と。。。 


この 『あ・い・うー』 が始まったのが1996年の4月からなのですが、私がPCを始めたのがその年の末。

その後、ネットで「お兄さん・お姉さんファン」が沢山存在することを知りました。

人気投票みたいなものもあり、ランキングがつけられていたり、それぞれの掲示板があったり…

それをのぞいてみて、そのあまりにディープな世界にクラクラしてしまいましたよ。。。


そして、1999年の3月で、惜しまれながらも 歌のお兄さん・お姉さん、体操のお姉さんが卒業。

「速水けんたろう」 さん から 「杉田あきひろ」 さん へ、

「茂森あゆみ」 さん から 「つのだ りょうこ」 さん へ、

「松野ちか」 さん から 「タリ キヨコ」 さん へ。

ちょうど、その少し前に けんたろうお兄さんとあゆみお姉さんの歌う 『だんご3兄弟』 なる歌が

爆発的にヒットして世間を賑わしていたので、「おかあさんといっしょ」 を見ていない人たちも

このお兄さん・お姉さんのことは知っていたのではないでしょうか。

特に、あゆみお姉さんはとっても可愛い顔をしていて、ホント歴代のお姉さんの中でもダントツ!…と

言ってもよいくらいだったので、一気に世の男性陣のハートを鷲づかみ☆ って感じでした。


新しい歌のお姉さんの りょうこお姉さんは 最初のうち、とても緊張していたようで、かなり顔がこわばって

ましたね〜。 で、そのことをかなりあちこちで書かれていましたっけ。

私としては、ぎこちないその笑顔もさることながら、キンキンとした高い歌声が気になって気になって

仕方なかったんですけど…。

 (でも、このりょうこお姉さんも番組卒業後、週末の夕方やっていた 『夢りんりん丸』 という番組では

 ”あれ〜? りょうこお姉さんってこんな声してたんだ!?” ってくらいに、『おかあさんといっしょ』の頃とは

 違う低めの声でしゃべっていて、歌声ももっと低いKeyで自然な感じでした♪ 要するに 『おかあさんと…』

 では、かなり無理してたってことですよね。。。  確かに、『おかあさんと…』の歌は女性パートのKeyが

 とても高いですもんね〜)


新しい体操のお姉さんには ビックリ! でしたね〜。

「タリ キヨコ」 という ”何人?”って感じの耳慣れない名前もそうですが(勿論、これは芸名なのですが)、

インドかどこかの舞踏衣装のような奇抜な衣装に身を包み、「デ・ポン!」 なる ちょっとインド舞踊っぽい

ヘンテコな踊りを披露してくれました。

これもメディアで取り上げられていた記憶があります。 「デ・ポン!」とは一体何ぞや?と。

 (確か当初のNHK制作サイドの回答では、特にどこの音楽なわけでも、どこかの言葉なわけでもない…

 というようなことを書かれていたのを読んだ記憶がありますが、きよこお姉さんの番組卒業頃の談話では

 インドの踊りを教える先生がかける掛け声だというような事をおっしゃっていました。)



そして…

また、しばらく見ていない間に、いつの間にか見たこともない 黄色いぬいぐるみが出ていました!

なんと 大好きだった 『ドレミファどーなっつ!』 が終わって、2000年4月から 新しい人形劇 

『ぐ〜チョコランタン』 になっていたのです(泣)

それに伴い、体操 『あ・い・うー』 の後に引き続き流れていたエンディング曲 『ドレミファ列車』 も

新しい人形のスプーがラッパを吹く 『スプラッピ スプラッパ』 に替わっていました。。。


まだ替わってすぐの頃に見たのですが、やっぱり ショックでした〜!!

 (今現在も続いているので、もう今ではすっかり見慣れてしまいましたが♪)

『ぐ〜チョコランタン』 では、バナナが大好きな「スプー」、おしゃれな「アネム」、その妹の「ズズ」、発明が

得意な「ジャコビ」達が活躍してます。

それぞれ一体何の生き物なのかは不明。 まぁ、実在の生き物ではなさそうだけど…。



そして、2003年3月で 歌のお兄さん・お姉さんが卒業。

「杉田あきひろ」 さん から 「今井ゆうぞう」 さん へ、

「つのだ りょうこ」 さん から 「はいだ しょうこ」 さん へ。

ゆうぞうお兄さんは、今までとはちょっと違った雰囲気の とてもソフトな印象の優しいお顔のお兄さん。

ミュージカル俳優さんとのことで、踊り方も今までのお兄さんたちとはちょっと違っています♪

しょうこお姉さんは、なんと元「宝ジェンヌ」! 宝塚出身なんですって♪

道理で全くぎこちなさがなく、場慣れしているな〜という感じでしたもんね。

また、これまでダントツ! と言われていた あゆみお姉さん に負けず劣らずの とっても美人さん☆

可愛いおゆみお姉さんとはタイプが違い、ホントに「美人♪」って言えると思います☆


また、歌のお兄さん・お姉さんが交代するのと同時に、新しいメンバーが…。

その名も 「イチジョウマン」 !

忍者のような衣装を着て、孫悟空の筋斗雲(キントウン)のような 空飛ぶ畳(タタミ)に乗って登場します。

そして、小さい子供と一緒に「修行」と称して、その畳の上で運動をするのです。

そう。 タタミ一畳の上で活躍するから 「イチジョウマン」 なのです。。。

この「イチジョウマン」、体操の弘道お兄さんにそっくりですが、別人です(笑)。お兄さんとはお友達なんだとか…。



…と言っても、私はこの時は息子を出産したばかりで番組を見ていないのですね〜。

息子が生まれて最初の3ヶ月は、とてもとても辛い地獄のような日々でしたから、とてもテレビなんて

見ていられる状態ではなかったのです。。。

少し落ち着いた頃から、また見るようになったのですが(毎日とはいきませんが…)

当の息子は、番組自体は気に入って喜んで見るのに、1歳過ぎて充分歩けるようになっても、

一向に一緒に動こうとはせず…

もう少し対象年齢の低い 『いないいないばぁっ!』 を見てても、やっぱり、きゃ〜きゃ〜言って喜んで

見ている割には、ちっとも真似する様子はなく…。

でも、2歳を過ぎてから突然、一生懸命真似して体操したり踊ったりするようになりました。

中でも、体操のお兄さんと「イチジョウマン」が大のお気に入り。

と言っても、息子の中では 体操のお兄さん=イチジョウマン なので、二人に区別はありません。

いつも ”体操のお兄さん、見る!” と言います。 番組名でも、ぬいぐるみの名前でもなく、何故か

体操のお兄さんを見る! なのです。

そんなに好きなのかしら〜?



でも、その大好きな体操のお兄さんがとうとう番組を卒業してしまいました。今春、2005年の3月で…。

その頃はまた私が忙しくて、ちょっと見逃していた時期だったのですね。

気付いた時には、既に4月の始め…。 で、もう代替わりしていました。

ダンスのお姉さんも一緒に。

「佐藤弘道」 さん から 「小林よしひさ」 さん へ、

「タリ キヨコ」 さん から 「いとう まゆ」 さん へ。

同時に、長年続いた体 『あ・い・うー』 も 新しい体操 『ぱわわぷたいそう』 へ。

 (この歌は なんと 歌手の 「中西圭三」 さんが歌っています。 最初聞いた時には、”ん? 久保田利伸? 

 まさかね” …と思っていたら、中西さんでした。 …お二人の声って似てません?)

『デ・ポン!』 も 『ズーズーダンス』 というかなり動きの早い踊りへ。


実は、この代替わりを知ったのは、子供の病院の待合室で…。

4月のはじめに具合を悪くしてかかりつけの小児科へ行ったのですが、そこのTVで見慣れぬお兄さんが

見たこともない体操をしているのを見て、”えっ!?” と思ったのです。

よく見ると、子供が手にしていた待合室の本(月刊「おかあさんといっしょ」)にもそのことが書いてありました。

”ひぇ〜!” って感じでした。

慌てて週末、本屋に走りましたよ。。。


弘道お兄さんの卒業で、かなりショックをうけた私ですが、なんと、お兄さんは別枠での新番組に

レギュラー出演してました!

4月から新しく出来た 『おかあさんといっしょ あそびだいすき』 というもので、土曜の朝にやってます。

う〜ん、やっぱり、お母様方に絶大な人気を誇る 「弘道お兄さん」 と チビッコのアイドル 「イチジョウマン」を

すっぱり卒業させてしまうには惜しい! ってことだったのでしょうか??

この 『あそびだいすき』 には、一緒に卒業した 「タリ キヨコ」 さん も 「きよこ」 さん と改名?して

お兄さんと一緒に出ています。

番組冒頭の準備体操?の 『みんなとあそぼ』 の歌は 「速水けんたろう」 さんが歌っていますから

何だか、耳馴染みがよく、ホッとします。

番組最後の体操 『タイソウマンボ うーっ!』 は、お父さん・お母さんに手を引っ張ってもらったりして

高くジャンプする動きが多くて、親は大変だけど子供は大喜びです。

「イチジョウマン」のコーナーもこちらに引っ越ししてきましたし、ダンプやショベルカー、ミキサー車などの

工事現場で働く車たちが主人公の 「ショベルカーディグスとはたらく車たち」 もこの番組でやっているので

我が息子は、本家 『おかあさんといっしょ』 よりも、この 『あそびだいすき』 の方が好きみたいです。

何しろ、”体操のお兄さん(=弘道お兄さん)” が大好きですからね〜。



本家 『おかあさんといっしょ』 を卒業された後の佐藤弘道さんは、随分沢山テレビで見かけるようになりました。

色んな番組がこぞってお兄さんを取り上げてますし、テレビCMも増えました。

 (保険のアリコ、アート引っ越しセンターに出演中。CMには出てませんがダイキンエアコンのぴちょんくん体操も

 現在受付中の体操コンテストのお手本DVDの中で指導してらっしゃいます。…※8月末で応募締めきり※)

レギュラー司会を務められているという日曜日放送の 『海筋肉王 バイキング』 は、こちら福岡では放送されて

いないので見ることが出来ず、とても残念ですが(先日の2時間枠の特番は放送されましたが)

思いがけず他の番組で、ちょこちょことお見かけするので、体操のお兄さん好きの息子は、かなり嬉しい様子です。


これからも、色々とメンバーが替わったり、人形劇が替わったり、体操も替わったり…と変化はあるでしょうが

まだまだ当分、この番組からは目が離せない みるく&息子なのでした。


                                                 (2005年 8月 16日)


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         NHK教育TV 子供向け番組のHP 『KIDS WORLD』

          NHK教育TVのお子様向け番組を集めたコーナー。
          0歳児から小学生くらいまでを対象にした幅広いジャンルの番組が紹介されています。
          『いないいないばあっ!』 や 『おかあさんといっしょ』 『ひとりでできるもん!』 
          『からだであそぼ』 『にほんごであそぼ』 『えいごであそぼ』 『クインテット』 …等々。
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